みなさん海外に旅行に行かれる時はスマートフォンの使用はどのようにしていますか?
旅慣れた方なら知っていると思いますが、日本の会社のサーバーは海外に行けば使えませんが、海外のサーバーを使ったりwifiを利用することで日本のスマホでも利用することができます。
今回はそんな海外でスマホを利用する方法4つを比較しながら、一番お得な方法を紹介していこうと思います!
まず日本で使っているスマホを海外で使用する方法は4つあります。
- 日本で契約している会社の海外プランに申し込む
- レンタルwifiを利用する
- 現地でプリペイドSIMカードを購入する
- フリーwifiとSNSを駆使する
1. 大手キャリアの海外パケット通信サービスを使う
ドコモ、ソフトバンク、auなどの大手キャリア会社で契約をしている場合、申し込みをすれば海外で使用できるサービスがあります。
これらの各々の会社で、海外に行く時に使える海外パケットのプランがあります。かなり割高ですが一日あたりいくらという金額を払えば海外でインターネットが使えるようになります。
これが一番簡単にすぐ使える方法かと思います。
会社によってサービスの名称は異なり、
- NTTドコモ「海外パケホーダイ」
- au「世界データ定額」
- ソフトバンク「海外パケットし放題」
最近は各大手キャリアで契約せずに、楽天モバイルやLINEモバイル等の格安SIMを使っている人も増えてきたと思いますが、残念ながら格安SIMでは海外でインターネットを使うことができません。
⚠️通話やSMSは使えますがデータ通信はできません。
海外のキャリア会社と契約をしている大手日本キャリアだからこそ、海外でも使えるようになるですが、これらの使用料は決して安くはありませんので、日本にいる時のように長時間使うには向いていませんね。
ドコモの海外パケホーダイだと、使用料金は24.4MB以内で¥1980/日、最大¥2980/日
一週間の旅行で毎日使うとなると、最低でも13860円かかってしまいますね。
また、デザリングという自分のスマホからwifiを発信して近くにいる人がインターネットを使えるようにできる機能があるのですが、海外パケットだとこれも使用できます。
メリット…申し込みが簡単、日本の端末をそのまま使える、デザリング機能を使って他者と共有できる
デメリット…料金が高い、格安SIM使用者は使えない
2. レンタルwifiを利用する
これはこの頃最もよく使われている方法かなと思いますが、これは海外でも使えるwifiのルーターをレンタルして、自身のスマホと連携させてることでインターネットを使用するという方法です。
事前に申し込んで郵送してもらったり、また空港などにもレンタルwifiのお店がいくつかあり、そこでも借りることができます。
渡航する国・日数・使用容量を指定してレンタルすれば、日本のスマホに接続するだけでインターネットを利用できます。
海外パケットを使用するよりはお得ですが、実はこれも決して安くはありません。
例えば、GLOBAL wifiでドイツ一週間(7日間)の通常プランだと、一日300MBまで使えて、手数料込みで5600円です。
日割り換算すると一日800円かかることになります。
メリット…どんなSIMでも利用可能、数人で共有できる、日本で手続きができる、設定が簡単
デメリット…常に持ち歩かなければいけない、充電が必要、数人で利用する場合別行動をするとルーターを持っている一方しか利用できなくなる、設定した国以外では使えない
3. 現地でプリペイドSIMカードを購入する
これが圧倒的に一番お得な方法です。
海外ではSIMカードは日本で導入されるずいぶん前からあり、それも契約しなくても良いチャージ式のプリペイドSIMカードが豊富に売られています。
私はドイツでもスイスでもエストニアでも、現地のSIMカードを買って旅行したりしています。
ドイツの場合、安ければ1GBで5〜10ユーロ(約550円〜1250円)であり、1ヶ月使用でき、インターネットだけでなく電話番号も付いているので電話もかけられます。
日割り換算しても、一日約41円です。
そしてこの方法の一番の利点は、
もしドイツのSIMを買った場合、データローミングをオンにすれば、フランスでもスイスでもイタリアでも、ヨーロッパのどこでも使用できるということです。
レンタルwifiだと旅行する国や日数が増えるごとに値段も上がりますが、プリペイドSIMだと一度買ってしまえば最低一ヶ月は使えますし、次の月もチャージすればそのまま使えます。
海外に在住している私もこのようなプリペイドSIMを使って生活しています。
もし長期旅行するという場合は絶対にプリペイドSIMを買うべきですが、数日のみの旅行だったとしても、一番おすすめの方法です。
そして購入もチャージもスーパーや薬局、空港、携帯会社などで簡単に購入できます。
設定は自分でもできますが、購入店でやってもらうことも可能です。
メリット…長期滞在にも短期滞在にもお得、データローミングを使って他国でも利用可能、別行動もできる、電話をかけられる、デザリング機能を使って他者と共有できる
デメリット…設定をしないといけない、SIMを入れ替えるため日本の番号を使えなくなる、SIMフリーの端末が必要
4. フリーwifiとSNSを駆使する
海外は日本よりも公共のwifi環境が充実していて、空港や電車内、駅やスーパーなどでも無料でフリーwifiが使えます。
LINE、gmail、Messenger、SkypeなどのSNSを使えばホテルや公共のフリーwifiだけでも十分電話やメールで連絡が取れます。
旅先で地図などを見れないのは不安という方や、インターネットをたくさん使うという方はレンタルwifiやプリペイドSIMを購入するのが良いと思いますが、
通信費を少しでも抑えたい、そんなにインターネットを使わないという方はこの方法で間に合うかなと思います。
ちなみにGoogle mapはホテルなどのwifiのある所で行き先を設定するかお気に入り保存しておくだけで、インターネットがなくてもGPS機能を使えるので目的地へたどり着くことも可能です。
メリット…無料、手続きが不要
デメリット…使いたい時に使えない、相手が自分に連絡を取りたい時にも取れない
まとめ
いかがだったでしょうか?
- 機械操作が苦手・細かな設定がめんどくさい→海外パケットサービス
- SIMの入れ替え&現地での設定はしたくないけど高い料金を払いたくない→レンタルwifi
- とにかくお得に使いたい・長期滞在する→プリペイドSIMカード
- 通信費に一銭も払いたくない→フリーwifi&SNS
人それぞれ求める条件は違うと思いますが、自分にとって最も都合の良い方法を選んでみてくださいね!
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