ドイツで使えるクレジットカードは?【ドイツのキャッシュレス事情】

日本でも近年キャッシュレス化が進んでいますが、ドイツではどのような支払い方法が主流なのか、ご存知ですか?

また、ドイツへ旅行へ行った際に日本のクレジットカードが使えない!という経験をした人も多いかと思います。

ドイツのレストランなどでは使えるカードと使えないカードがあるので、今回はそんなドイツで支払うときに役立つ、ドイツの支払いや最近のキャッシュレス事情についてシェアしていきます。

ドイツの主流は現金支払い

中国や韓国をはじめとしてQRコード決済など近年キャッシュレス化が進んでいますが、アジア圏と比べてヨーロッパではまだあまり浸透していません。

それには文化的背景が関係していると思いますが、ドイツでは若者でも現金を使って支払いする人が多いです。

公共交通機関などで切符を買うために券売機では「カードが一時的に不可」、「現金が一時的に不可」などその時々で取り扱いが変わったりします。

単にその券売機のお釣り切れの場合もありますし、ドイツでは自販機の不具合が多いのです。

なのでどちらも持っておかないと不安という場合が多々あります。

そしてチップを払うときも現金の方が払いやすい、というものあります。

そしてドイツの飲食店などはチェーン店というものが少ないので、個人経営のお店などではカードを取り扱っていなかったり、ドイツの銀行のデビットカードしか使えないところが多いのです。

そういった理由からも、ドイツ人は現金を持ち歩いています。

ドイツで大きいお札は使えない?

日本ではコンビニやパン屋さんなど、高額でない商品を買う際にも5千円札や1万円札を使うことができます。

しかしドイツでは50ユーロ札、100ユーロ札、200ユーロ札などいわゆる大きなお札は受け付けてもらえないことがほとんどです。

もちろん、45ユーロのお買い物をするのに50ユーロ札、80ユーロの買い物で100ユーロ札などを使用することはできますが、たった2ユーロのコーヒーを買うために50ユーロ札を出すと大体の場合、断られます。

なのでドイツでお金をくずすには銀行で引き出す際に細かいお金で引き出しておく必要があります。

そして100ユーロ札と200ユーロ札に関してはほとんどのお店、レストランで断られますので注意しましょう。

ドイツで主流のキャッシュレス決済は?

ドイツでは現金支払いが主流と書きましたが、ドイツでも使われているキャッシュレス決済ももちろんあります。

タッチ決済

タッチ決済とは、最近日本でも導入するクレジットカード会社が増えましたが、クレジットカードを差し込んだりスワイプすりことなく、機会にかざすだけで決済が完了するというも。

タッチ機能のないレジでは普通のクレジットカードと同様に差しこんでも使えます。

ドイツではタッチ決済機能が搭載されたクレジットカードを浸透しているので、クレジットで支払う場合はタッチ決済を使う人が多いです。

デビットカード

デビットカードとは、自身の銀行口座と紐づいたカードで、決済すると即時に口座から引き落とされるものです。

使いすぎを防げるので、日本でも使ってる人はいますが、ドイツでは銀行口座を開設すると、キャッシュカードとデビットカードが一緒になったものを作るので、スーパーやレストランなどでそのカードを使って支払いする人が多いです。

また、普通のクレジットカードが使えないお店でもこのドイツの銀行口座のデビットカードのみ使えるお店も存在します。

このマークがついたデビットカードが対象です。

なので、日本から旅行にきた人で、海外でも使えるVISAやMasterCardのクレジットカードが使えないけれど、このデビットカードでは支払いをできます、と言われたことがあるかもしれません。

ドイツで使えるカード会社【VISA/Master/JCB】

有名なクレジットカード会社3社がヨーロッパで使えるのか、持つならどのカードを持つべきか迷う人もいると思います。

「VISAはアメリカ、MasterCardはヨーロッパ、JCBは日本で使える」とよく言われますが、最近はVISAとMasterCardはどこの国へ行っても比較的使えます。

日本人でもっている人の多いJCBに関しては、使えないお店が多いので注意が必要です。

JCBはもともと日本のクレジットカード会社で、アジア圏では使えるところも多いですが、欧米ではまだ主流ではないので、カードを使えるお店でもJCBは受け付けていないお店が多数あります。

これからクレジットカードを作る際には、VISAかMasterCardを作るのが無難ですが、もしすでにどちらかを所有している場合は、別のカード会社を選択することをおすすめします。

ドイツへ行く前に作っておくべきカード2枚

エポスカード

ドイツへ旅行する、留学する、転勤する際に持っていくべきカードのひとつめはエポスカードです。

とくに年会費無料のゴールドカードがおすすめです。

エポスカードゴールドには、持っているだけで海外旅行保険が付帯されているのでいざという時に「持っていてよかった!」となる便利なカードです。

私は普通のエポスカード を作って飛行機代などをそちらで支払っていたところ、無料でゴールドカードへの移行の招待がきました。

ゴールドカードを持っていると、空港のラウンジを無料で利用できたりと、飛行機に頻繁に乗る人に嬉しい特典がたくさんあります。

普通のエポスカードでも、ホテル代や飛行機代などが割引価格で購入できるので、無料で作れるカードの中ではかなり使えるクレジットカードです。

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三菱東京UFJ デビットカード

三菱東京UFJのデビットカードに関しては以前の留学準備の記事でおすすめしていますが、ここでも紹介しておきます。

現地の銀行や空港や街中のATMなどで、現地通過で現金をおろせるデビットカードはとても便利です。

もちろんクレジットカードと同じように、口座に残高さえあればカード決済もでき。いざ現金が必要になったときには残高内の金額を下ろすことができます。

カード発行当初の設定では一日10万円分まで下ろすことができたはずですが、ユーロにすると€650〜700になります。

日本の時間での一日なので、時差をうまく考慮すれば1日2回おろすことも可能です。

いざ残高が尽きてしまったというときでも、日本にいる家族にキャッシュカードを預けておき、入金してもらえば、現地で引き続きデビットカードを使うこともできます。

カード後ろにプラスマークのついているカードであれば、ドイツないしヨーロッパ内のほとんどのATMで下ろすことができます。

まとめ

以上、ドイツのキャッシュレス事情についてまとめました。

キャッシュレス化はこれからも進んでいくと予想されるので、この記事に関しては随時更新していきたいと思います。

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