おすすめ!ドイツの伝統料理15選

ドイツ料理といったらソーセージ、ビール、お芋を思い浮かべる人が多いと思いますが、ドイツにはこれ以外にも有名で美味しい伝統料理がたくさんあります。

今回はドイツへ行ったらぜひ食べてみてほしいオススメドイツ料理を15つ紹介していきます!

1. Bratwust ブラートヴルスト

ドイツに行くなら必ず食べたいのがソーセージ。

Brat(ブラート)はドイツ語で「焼く」という意味で、Bratwurst(ブラートヴルスト)は「焼きソーセージ」という意味になります。

ドイツのソーセージには種類がたくさんあり、血の入ったBlutwurst(ブルートヴルスト)やハーブの入ったものなどもあります。

屋台では基本パンに挟んで食べます。

肉製品は日本に持って帰ることはできないので、現地で思う存分に食べて帰りましょう。

2. Weißwurst 白ソーセージ

白ソーセージは南ドイツのミュンへンのあるバイエルン州の名物で、基本午前中しかレストランで提供されないことで有名な、新鮮で白いソーセージです。

白ソーセージはあたたかいお湯で温められてプレッツェルとともに出てきます。

それを切って皮をむき、ハニーマスタードと一緒に食べます。

3. Schnitzel シュニッツェル

シュニッツェルは豚肉を薄く切って衣をつけて揚げたドイツのカツレツのようなもので、ドイツに行けばどこのレストランでも食べられるほどポピュラーな料理です。

たいていポテトフライやじゃがいもサラダなどのいも料理が付け合わせに出てきます。

日本のカツとは衣が違い薄く、とてもジューシーで美味しいです。

4. Flammkuchen フラムクーヘン

フラムクーヘンはドイツの南西地方とフランスのアルザス地方の伝統料理で、薄いピザのような生地にクリームチーズとベーコン、玉ねぎを載せて焼いたものです。

クリスマスマーケットの屋台でもよく出ています。

ドイツではフライブルクやカールスルーエ、フランスのストラスブールなどでも食べられます。

5. Maultaschen マウルタッシェン

マウルタッシェンはドイツの南西地域で有名な料理で、大きな皮に餡をつつんで両はしを絞って焼くドイツの餃子のような感じです。

とても美味しく日本人の口にも合います。

肉が入っていないベジタリアンバージョンもあります。

シュトゥットガルトやフライブルクなど、バーデン・ヴュルテンベルク州ではよく食べられます。

6. Sauerkraut ザウアークラウト

ドイツ料理の付け合わせで一番有名なのがザウアークラウト。

キャベツを酢漬けにしたもので非常にさっぱりしているのでソーセージと一緒に食べたりビールのつまみに食べます。

sauer(ザウアー)が英語でいう「サワー」、kraut(クラウト)が「キャベツ」なので、直訳すると「酸っぱいキャベツ」という意味になります。

またドイツではクリスマスには紫キャベツを使ったザウアークラウト、Rotkraut(ロートクラウト)を食べます。

7. Bier ビール

ビール大国のドイツ。

ドイツでは水よりビールのほうが安いと言いますが、本当にその通り。

スーパーでは100円以下で500ml缶ビールも買えちゃいます。

ドイツビールには数えきれないほどの種類があり、各地域ごとに名物のビールがあります。

その中でもおすすめなのが、

  • Weizenヴァイツェン
  • Pilsピルス
  • Radlerラートラー

これらはわりとどの地域でも飲まれている定番のビールです。

Weizen(ヴァイツェン)は白ビールと呼ばれる麦ビールで、小麦の割合を多くして醸造されているので麦の味が濃くしっかりとした味わいです。

Pils(ピルス)はドイツ人がバーで一杯目に飲む定番ビールで、ピルスナーと呼ばれる種類のビールのことで、ドイツではこれをピルスと呼びます。

日本のビールもほとんどがこのピルスナーという種類に分類されます。

少し苦目な味が特徴のビールです。

Radler(ラートラー)はビールとレモネードを1:1の割合で混ぜて作られたビールなので、アルコール度数も低くお酒が弱い人でも美味しく飲めます。

8. Weisswein 白ワイン

ドイツのお酒はビールだけでなく、ワインもとても有名です。

ドイツでは各地にそれぞれ有名なワインがあり、甘口のものが多く、中でも白ワインはとてもフルーティーで美味しいです。

値段も安ければ1本2ユーロから売っています。

バイエルン地方の丸い形のボトルで有名なフランケンワインなどとても有名です。

あの有名作家、ゲーテもこよなく愛したワインと言われています。

フランケンワインはローテンブルクやヴュルツブルクなどで手に入ります。

9. Holunderschole ホルンダーショーレ

ホルンダーとはエルダーフラワー(ニワトコ)のことです。

このニワトコの花からとれるシロップを炭酸で割ったエルダーフラワーソーダがドイツではよく飲まれています。

マスカットのようなほんのり甘い香りでとても美味しく、またエルダーフラワーは風邪の症状にも効果的でデトックス効果もあります。

レストランなどでお酒を飲まない人は是非一度ホルンダーショーレを注文してみてください!

10. Pretzel プレッツェル

プレッツェルはドイツで有名なラオゲンブロートというアルカリ液につけて焼くパンの一つで、この結び目のような形が特良のパンです。

白ソーセージと一緒に食べることでも知られていますが、パン屋さんなどではこの中にバターやチーズを挟んだものも売っています。

周りについている塩は長い期間保存が効くように付けられていて、食べる際には塩を落としてからいただきます。

11. Currywurst カリーヴルスト

カリーヴルストはベルリン発祥のわりと新しい料理で、屋台などでよく売っているドイツで人気のソーセージーです。

焼いたソーセージを切ってケチャップとカレーをかけて食べます。

駅のスタンドやクリスマスマーケットなどでよく売られています。

12. Käsespätzle ケーゼシュペッツレ

ケーゼシュペッツレはベジタリアンの料理でも有名なドイツ料理です。

マカロニにたっぷりのチーズときつね色のたまねぎがのったディッシュでやみつきになる美味しさです。

ドイツ料理のレストランでは大体置いてあります。

ドイツのチーズは美味しいので、肉料理に飽きたらぜひケーゼシュペッツレを試してみてください。

13. Tartar タルタル

タルタルは生ミンチ肉を使った料理で、ハンバーグの焼く前の状態のような肉に卵を落としたりして食べます。

生肉が苦手な人は避けたほうが良いかもしれませんが、お肉好きな人や生肉を食べられる人にはおすすめできるドイツ料理です。

ドイツ人でも好き嫌いが別れる料理ですが、日本では食べられないので試す価値ありです。

14. Eis アイスクリーム

ドイツではアイスクリームや牛乳、ヨーグルト、チョコレートなど乳製品がとても美味しいんです。

中でもアイスはとても美味しく、アイスクリーム屋さんで買っても1ユーロほどでとても安いので、夏はドイツ人はみなアイスクリーム屋さんに並んでいます。

ドイツにはクーラーがないので余計人気なんですね。

フレーバーもたくさんあるので夏にドイツへ行く場合はぜひお試しを。

15. Stollen シュトーレン

シュトーレンはドレスデン発祥のクリスマスケーキで、クリスマスの一ヶ月前のアドベント時期から毎日少しずつカットして食べていきます。

フルーツの甘みが日に日にパンへ染み込んでいくので毎日だんだん美味しくなっていくと言われています。

外は砂糖に覆われていて、中にはレーズンなどのドライフルーツが練りこまれています。ほんのり甘くてパンとケーキの間のような丁度良い甘さです。

クリスマスシーズンの11月〜12月にはスーパーやパン屋さんで購入できます。

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