天候・天候のドイツ語表現

今年も梅雨が終わり初本番に突入しましたが、やはり日本ではドイツに住んでいると感じることのなかった湿気に日々悩まされています。

さて、雑談で天気の話をするのは世界共通ですが、ドイツ語で天気を表す表現をご存知ですか?

晴れ、くもり、雨など基本的な表現はもちろん、霧やひょう、雷、湿度に関することまで、天気・天候に関する表現をまるっと紹介していきたいと思います。

天気を表す表現

天気の基本的な言い表し方は、“Es ist 〇〇.”

〇〇には形容詞が入ります。

英語のIt’s sunny. It’s rainy. と同じしくみです。

「今日は晴れです。」と言いたい時は、“Heute ist es sönnig.”もしくは“Es ist heute sönnig.”

となります。

⚠️「今日」という単語、heuteの位置に注意です。

英語では“It’s sunny today.” のように文末にtodayを置きますが、ドイツ語では文頭もしくは動詞の後ろに置き、文末に来ることはありません。

晴れ

Es ist sönnig.

Die Sonne scheint.

直訳は「太陽が照っている」

くもり

Es ist bewölkt.

Es regnet.

「雨」だけは形容詞ではなく、「雨が降っている」という意味の動詞regnenを使います。

es は三人称単数なのでregnetと活用されます。

霧がかかる

Es ist neblig/ Es ist nebelig.

霧が晴れる

Der Nebel löst sich auf.

雹(ひょう)が降る/霰(あられ)が降る

Es hagelt.

気温・湿度に関する表現

気温

「気温」はドイツ語でdir Temperatur/Lufttemperatur

気温が上がる

Die Temperatur steigt.

気温が下がる

Die Temperatur fällt.

今日の気温は〇度だ。

Die Temperatur beträgt heute 〇 Grad.

最高気温

die höchste Temperatur

最低気温

die niedrigste Temperatur

湿度

「湿度」はドイツ語でdie Feuchtigkeit

湿度が高い

Es gibt hohe Feuchtigkeit.

蒸し暑い

Es ist feuchtwarm.

風に関する表現

「風」はドイツ語でder Windですが、天気を表す際には「風のある、風の強い」という意味の形容詞windigもよく使います。

風がある

Es ist windig.

Der Wind weht.

Der Wind bläst.

風が弱まる

Der Wind lässt nach.

風がない

Es ist windstill.

気象現象に関する表現

「雷」はドイツ語でder Donner

雷が鳴る

Es donnert.

Der Donner rollt.

雷がごろごろ鳴る

Der Donner dröhnt.

雷がとどろく(鳴り響く)

Der Donner kracht.

雷が落ちる

Es schlägt ein.

稲光がする

Es blitzt.

台風

「台風」はドイツ語でder Taifun

ドイツには台風は来ないので、あまり「Taifun」という単語自体を使うことがありません。

台風がくる

Der Taifun kommt.

台風が上陸する

Der Taifun erreicht.

台風が近づいている

Der Taifun naht.

天気予報

「天気予報」はドイツ語でder Wetterbericht、もしくはWettervorhersageとも言うこともあります。

Berichtは「報告、報道、記事」という意味に対し、Vorhersageは「予言、予報」という意味があるので意味の違いはあります。

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