みなさん、語学を習得するためにどんな勉強をしていますか?
外国語を話せるようになるために欠かせないのが、アウトプット。
誰かと話すことによって、インプットした単語や文法を使うことによって、実際に話せるようになります。
そのアウトプットに最適な方法「タンデム学習」について今回はシェアしたい思います!
タンデムとは?
そもそも「タンデム」という言葉を聞いたことあるでしょうか?
タンデムとは元々「二人乗り自転車」という意味。
二人で力を合わせて目標に向かって目指すという意味から、タンデム学習という言葉が生まれたそうです。
タンデムパートナーとは、語学学習のためにお互いの母国語を教え合って一緒に勉強するパートナーのことです。
例えば、自分がドイツ語を勉強したければ、日本語を勉強したいドイツ人のパートナーを見つけてお互い教え合います。
多くの留学生がタンデムパートナーを作って定期的にカフェなどで会いお互いの言語で話したり教えあったりしてます。
このタンデム学習の利点は、
実質、無料で教えてもらえるということ。
これはレッスンではないし自分も相手に日本語を教えるのでお金などは発生しない、まさにwin–winな関係なのです。
語学習得で最も大事なアウトプットを会話練習を通してできるので、非常におすすめです。
自分勉強している言語と母国語の違いや何が相手にとって難しいのかを理解することで頭が整理され、自分の語学学習にも役立ちます。
もちろんそこから友達として仲良くなることもできますし、その国や人の文化を知ることもできます。
タンデムパートナーの見つけ方
タンデムパートナーを見つける方法は主に5つあります。
- 知り合いに紹介してもらう
- 学校の掲示板に張り紙を貼る
- 日本語学科のある大学で探す
- 街の学生用サイトで募集する
- アプリで探す
知り合いや友人に紹介してもらえるのが一番早く、楽な方法です。
日本に完全帰国する友達を引き継いだり、日本語を勉強しているドイツ人の知り合いがいる人を紹介してもらえればとてもラッキーです。
共通の知り合いがいる人は信用度が高く、出会い目的の人も少ないので一番おすすめな方法ですが、残念ながら中々こういった機会は少ないです。
大学の掲示板などにもタンデムの募集が載っていたりしますが、まずドイツの音大に日本語を勉強したい人はほぼいません…
ですがたまに、交換留学のために日本語を勉強している人をみかけたりするので、一応学校で募集してみるのも手ですね。
近くの大学に募集を貼るのもおすすめです。
最も見つけやすい方法は、日本語学科のある大学で探すという方法。
例えば、ドイツの誇る数少ない総合大学であるハイデルベルク大学には日本語学科があり、ここの学生はかなり優秀です。
そして日本人のタンデムの募集をよく見かけるので、こういった大学が近くにあれば探してみると良いですね。
そして、“Studierendenwerk”という各都市にある学生用サイトにもタンデム募集のページがあります。
そこに自分も登録しておくと、連絡が来ることがあります。
ですが日本国内でタンデムパートナーを見つけるのはなんだかんだ、大変です。
最近は外国人が増えてきたものの、日本語を勉強したい外国人より外国語を勉強したい日本人の方が断然多いからです。
その場合、私が日本にいる時にやっていた “Hello Talk” という無料のアプリが便利です。
ハロートークとは?
Hello Talkではお互いの勉強したい言語の合う相手とチャットをしたり、フェイスブックのように文章を投稿をして間違いがあれば修正してもらったりして勉強できるアプリです。
まだ直接話すには自信がないという人も、辞書を片手にチャットすることができますし、音声メッセージ機能もあるので発音もチェックしてもらえます。
ひとつ注意すべきなのは、出会い目的でタンデムを作ろうとしている人がたまにいるので、引っかからないように気をつけた方が良いですね。
もちろん語学学校に行ったり個人レッスンを受ける方が確実に効率的に習得できるとは思いますが、
プラスαでタンデムを作っておくと、実際に喋れるようになるスピードもあがりますし、話し言葉や実際ネイティブが使うスラングなども学べます。
気になった方はぜひ調べて活用してみてくださいね!
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