日本から海外への引っ越し方法【荷物の送り方・運び方】

留学や赴任などで海外へ引っ越す場合に、大量の荷物をどうやって運ぼうかと悩まれる方が多いそうです。

私自身も日本からドイツへ引っ越すときには何を持っていけばいいのか、どのぐらいの量を持っていけるのかわからずあれこれ詰めて運ぶのに一苦労しました。

今回は、日本からドイツへ引っ越すときに宅急便で送ってしまう方法、また飛行機で一緒に持っていく際に持っていける量や追加料金など、メリット・デメリットとともに紹介していきます。

飛行機で一緒に持っていく場合

一番手っ取り早く楽なのが、自分が乗る飛行機に一緒に持っていくという方法です。

ほとんどの航空会社で23kg以下の荷物を1つ以上、受託手荷物として持っていくことができます。

荷物が少ない人であれば、スーツケース 1個に詰めてしまえば事足りるかもしれません。

受託手荷物を2つ無料で預けられる航空会社を選ぼう!

「スーツケース 1個では足りない!」という人は、2つ以上の受託手荷物を預けられる航空会社か、重量制限が30kgまでの航空会社を選ぶといいです。

日系のANAやJALはエコノミークラスでも2つ預けられますし、追加料金を払えばもうひとつ追加できるので、計3個の荷物を持っていくことができます。

ただ一人で3つもの重たい荷物を運ぶのは大変ですが、一番安く簡単に引っ越しするにはこの方法が一番ですね。

荷物を2つ以上預けられる主な航空会社

  • 全日空(ANA)
  • 日本航空(JAL)
  • ルフトハンザ航空
  • スイスインターナショナルエアラインズ

30kg以下の荷物を1つ預けられる主な航空会社

  • エミレーツ航空
  • タイ航空

⚠︎荷物の規定については、日本発着便かどうか、エコノミーでも座席クラスによっても変わるので予約の際にご自身で確認を!

コードシェア便(共同運航便)には注意!

コードシェア便(コードシェアびん、: Code sharing)とは、一つの定期航空便に複数の航空会社の便名を付与して運航される便を指す。共同運航便とも呼ばれる。「共同」という名目ではあるが、一部の例外を除いて運航面での協力は行われず、事実上は1つの便を複数の航空会社が発売している形態と言っても差し障りない。

https://ja.wikipedia.org/wiki/コードシェア便

たとえANAで航空券を予約していても、乗る飛行機がコードシェア便の場合は荷物規定のみその航空会社のものが適用される場合が多いです。

例えば、ANAで予約した便がスイスインターナショナル航空とのコードシェア便の場合、荷物規定もスイスインターナショナル航空の荷物規定が採用されます。

スイスインターナショナル航空では、23kg以下の受託手荷物を2つ預けられますが、ANAと違って追加料金を払ってもう1つ預けるということはできません。

また複数の航空会社で乗り継ぎをする場合も、事前にどの航空会社の規定が採用されているかを確認しておいた方が無難です。

メリット

  • 現地に行ってすぐに使える
  • 荷物が届かなかったり送り返される心配がない
  • 受託手荷物を追加しなければ、お金がかからない

デメリット

  • 空港から家まで自力で運ばなければいけない
  • ロストバゲッジに遭う可能性もある

日本から荷物を送る場合

飛行機で一緒に持っていけないほどの量の荷物ならば、宅配で送ってしまいましょう。

現地に住所がすでにある場合は宅配で送ってしまう方が、自分で運ぶ手間も省けて便利です。

仮住まいの場合でも、ポストに自分の名前を貼り付けておけば届きます。

また、必要になったら送って欲しいものをダンボールにまとめておいて、住所が決まりしだい日本にいる家族に送ってもらうというのもひとつの手ですね。

日本から海外へ荷物を送るのは、航空便・SAL便・船便の3種類の方法があります。

船便は届くのに2ヶ月ほどかかりますが、圧倒的に安く済むので季節外れのものや到着後すぐに必要でないものは船便で送ってしまうといいです。

日本から荷物を送る方法は、以前の記事で詳しくまとめています。↓

メリット

  • 自分で運ばなくて良い
  • 船便を使えば安くで送れる

デメリット

  • 時間がかかるのですぐに必要な物は送れない
  • 航空便だとサイズが大きい物や重い物は高くつく

まとめ

どの引っ越し方法が適しているのかは人それぞれ、荷物量や滞在期間によっても変わってきます。

私は日本〜ドイツ、ドイツ国内で1回、ドイツからスイスへの計3回の海外引っ越しを経験しましたが、おすすめしたいのは「必要以上の物を持って行かない」ということです。

一度日本から持ち出したものは、捨てないかぎりまた日本へ帰るときに持って帰らなければいけません。

往復の移動でかかる費用も2倍です。

現地で調達できるものとそうでないもの、どうしても持って行きたいものを吟味しておくのが、海外への引っ越しのコツかなと思います。

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