いざドイツ語を勉強しよう!と決意したはいいけど、一体何から始めれば良いのか、どんな教材を買ったらいいのかわからない…
という人は多いはずです。
英語でもフランス語でもそうですが、本屋さんに行けば数えきれないほど沢山の文法書が置いてあって、結局どれを買えばいいのかわからなくなりますよね。
教材選びのコツは、
“実際に習得した人に聞く”
のが一番です。
なぜなら実際その人がその教材を使って習得できた実績があるからです。
私はゲーテ・インスティトゥートなどのドイツ語コースに通っていなかったので、本当にこの4つを駆使して習得しました。
そして実際に5年間ドイツ語を使ってきましたが、今だに見返すほど重宝しています。
正直これさえあれば誰でも独学で取得できます。
今回はそんな私のおすすめする4つのドイツ語教材を紹介すると同時に、これらの有効な活用方法をシェアします!
1. 文法書・教科書
ドイツ語ワークブック
公式HPはこちら↓
http://www.dogakusha.co.jp/1sankousyo.html
こちらは文法書で、よくドイツ語教室の教科書としても使われているみたいです。
ドイツ語の文法がとても簡潔にまとめられていて、要らない装飾などがなくて見やすいです。
そして何といっても接続法についてこんなにきちんと説明されている教科書は、他に見たことがありません。
論理的にきちっと理解したい場合は絶対に持っていて損のない一冊です。
これを最後まで終わらせれば、文法はもうほぼコンプリートしたと言えます!
また、ドイツ語文法が網羅されているので、あとから「形容詞の活用どうだったかな?」「この場合の前置詞は何だったけ?」と思ったときにも見返して確認しやすいです。
難点としては、練習問題が少し難しいです…。
⚠︎ネット通販だと今現在は中古品しか出ていないようですが、大きなジュンク堂書店や紀伊國屋でも購入できますし、公式HPからも注文できます。
2. 問題集
セレクトドイツ語問題集
これは上記のドイツ語ワークブックで基礎的な文法をすべて学んだあとのステップアップに使える中級・上級向けの問題集です。
この本の前半では文法問題の練習や、頻出熟語や前置詞と動詞の組み合わせがよくまとめられていて、とってもおすすめ!
後半はひたすら長文読解の問題なので、B1やB2テストを受ける人には特におすすめです。
市販のドイツ語の教科書や問題集のほとんどが初心者向けの文法書で、なかなか中級・上級者むけの物がありません。
その中でもこの問題集は文法強化と読解力をつけるのにバッチリな1冊になっています。
3. 単語帳
今すぐ話せるドイツ語単語集
私が使っていた単語帳です。
ちなみに現在は改良されて、こちら↓になっているみたいですが中身はほとんど変わっていません。
ドイツ語の単語帳を選ぶポイントは2つあります。
- 名詞の性が書いてあるもの
- 各単語の例文が載っているもの
名詞のとはder, die, dasのことですが、これが名詞の前についていないと、名詞の性を覚えられないので、定冠詞がついているものを選びましょう。
そして、単語それぞれに例文が載っているものは実際にその単語を文の中でどう使うかがわかるし、覚えやすくもなります。
ちなみにドイツ語単語の覚え方については別の記事に書いています。
4. その他
口を鍛えるドイツ語作文
これはスピーキングとリスニングを強化するのにうってつけの1冊。
1と2で紹介した文法書と単語帳を使ってインプットしたけど、実際にドイツ語を聞き取れなかったり、話せなかったり。。
その段階で効果的なのが、シャドーイングとディクテーションという練習方法です。
聞こえてきた文を書き出すディクテーション、聞こえてきた文を口に出すシャドーイングの練習に使えるのがこちら。
付属のCDではドイツ語文のあとに日本語でも繰り返してくれるので、通勤・通学中の聞き流しにも使えます。
なので、いっとき話題になった英語の「スピード○ーニング」のような使い方もできます。
Q. シャドーイングとは
シャドーイングとは、音声を聞いたあと即座に復唱する練習法です。
シャドーイングは、間違っていても良いので聞こえてきた通りに繰り返し発音することで、真似をしているうちに正しい発音や音の繋がり、リズム、イントネーションなどを覚え、再現できるようになっていくという、効果的なリスニング力アップ法です。
Q. ディクテーションとは
聞きなれないかもしれませんが、今英語学習でも取り入れられ始めている「ディクテーション」とは、「ドイツ語を聞き取って書きだす」ことです。
音声を聴いて、聞こえてきた文を書き取っていき、最後に前文を確認して、どの程度自分が聞き取れているかを確認します。
人は自分の知っている単語は必ず聞き取れます。
聞き取れなかった新しい単語や、単語同士がつながって聞こえたため聞き取れなかった表現など、自分の穴を知ることができます。
最後に
効率的なドイツ語の習得方法はこちら以前の記事で紹介しています。↓
前回の記事、おすすめのドイツ語辞典や辞書の選び方についても合わせて参考にしてみてくださいね。↓
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