ドイツ語で自己紹介する時に使えるフレーズ

ドイツ語の勉強をはじめたばかりの人、まだドイツ語を話せない人でも覚えておくと使えるドイツ語の自己紹介フレーズを今回はまとめてみました。

ビジネスの現場でドイツ人と関わっている人、ドイツ人の先生にレッスンを受ける人などなど、基本英語でコミュニケーションをとっていても、簡単なあいさつ・自己紹介だけでも相手の母国語で話すことができたら、ぐっと距離が縮められます。

今回はそんな誰でも覚えられる、使える便利フレーズをシェアしていこうと思います。

自分の名前を伝える

まずは自分の名前を伝えるフレーズ。

ドイツ語で名乗り方は3通りあります。

  1. Ich bin 〇〇. (イッヒ ビン 〇〇)= I am 〇〇.
  2. Ich heiße 〇〇.(イッヒ ハイセ 〇〇)
  3. Mein Name ist 〇〇.(マイン ナーメ イスト 〇〇)=My name is 〇〇.

Ich bin 〇〇.  「私は〇〇です。」

イッヒ ビン 〇〇.

“Ich bin〜.” は主語+sein動詞でできた文で、英語でいう“I am〜.” にあたります。

自己紹介では一番よく使う言い方です。

プライベートなどで友達の友達などと初めて会った時や、「私〇〇です。」と他の誰でもなく自分がその人物であるということを強調するときにも使います。

一番フランクな言い方なので一番よく聞くフレーズですね。

Ich heiße 〇〇. 「私は〇〇という名前です。」

イッヒ ハイセ 〇〇.

「〜という名である」という意味の動詞 “heißen” を使った言い方。

ドイツ語の教科書には必ず一番にでてくる自己紹介フレーズです。

スピーチや面接など、少し改まった場で聞くことが多いですが日常でもよく使います。

あとは相手の名前を尋ねるときはこの動詞を使います。

Wie heißen Sie? (ヴィー ハイセン ジー?)

「あなたの名前は何ですか?」

Mein Name ist 〇〇. 「私の名前は〇〇です。」

マイン ナーメ イスト 〇〇.

“Mein Name ist〜” は英語の“My name is〜” にあたります。

こちらもIch heißeとほぼ同じ使い方で、少し改まった場でよく聞きます。

ビジネスの場ではこの2つのどちらかを使うのがいいでしょう。

自分の職業を伝える

Ich bin Angestellter/Angestellte.「私は会社員です。」

イッヒ ビン アンゲシュテルター/アンゲシュテルテ

会社員の男性であればAngestellter、女性であればAngestellteになります。


  • 会社員 Angestellter/Angestellte(アンゲシュテルター/アンゲシュテルテ)
  • 公務員 Beamte/Beamtin(ベアムテ/ベアムティン)
  • 先生 Lehrer/Lehrerin(レーラー/レーラリン)
  • 医者 Artz/Ärztin(アルツト/エルツティン)
  • サッカー選手 Fußballspieler/Fußballspielerin(フスバルシュピーラー/フスバルシュピーラリン)
  • 警察官 Polizist/Polizistin(ポリツィスト/ポリツィスティン)

Ich bin von Beruf 〇〇.「私は〜の職に就いています。」

イッヒ ビン フォン ベルーフ 〇〇.

Was sind Sie von Beruf? 「あなたの職業は何ですか?」

と聞かれたら、Ich bin von Beruf 〇〇. と答えます。

もちろんIch bin 〇〇. 「私は〇〇です。」だけでもOKですが、「〜という職業に就いています。」と言う方が職業の話をしていることがすぐにわかる、より丁寧な言い方になります。

Ich bin Student/Studentin.「私は学生です」

イッヒ ビン シュトゥデント/シュトゥデンティン

年齢を伝える

Ich bin 〇〇 Jahre alt.「私は〇〇歳です。」

イッヒ ビン 〇〇 ヤーレ アルト.

「私は20歳です。」=Ich bin 20 Jahre alt. (イッヒ ビン ツヴァンツィッヒ ヤーレ アルト)

年齢を言うにはドイツ語の数字を知っておく必要があります。

ドイツ語の数字の言い方については以下を参考にしてください↓

国籍・出身地を伝える

Ich bin Japaner/Japanerin.「私は日本人です。」

イッヒ ビン ヤパーナー/ヤパーナリン

自分が男性の場合はJapaner、女性の場合は語尾にinがついて、Japanerinとなります。

「ドイツ人」や「中国人」などの例外を除いて、女性と男性で形が変わるので注意しましょう。


  • 日本人 Japaner/Japanerin(ヤパーナー/ヤパーナリン)
  • 韓国人 Koreaner/Koreanerin(コリアーナー/コリアーナリン)
  • 中国人 Chinese(ヒネーゼ)
  • ドイツ人 Deutsche(ドイチェ)
  • フランス人 Franzose/Französin(フランツォーゼ/フランツェージン)

Ich komme aus 〇〇./ Ich stamme aus 〇〇「私は○○出身です。」

イッヒ コメ アウス 〇〇./ イッヒ シュタンメ アウス 〇〇.

“Ich komme aus〜” は英語でいう“I’m from〜.” にあたります。

“Ich stamme〜”という言い方もありますが、あまり使いませんが面接などでたまに聞くことがあり、意味は全く同じです。

例)

Ich komme aus Japan.「私は日本から来ました。/私は日本人です。」

Ich komme aus Tokio. 「私は東京出身です。」

Mein Heimat ist 〇〇.「私の故郷は〇〇です。」

マイン ハイマート イスト 〇〇.

「私の故郷は〜」から始まる言い方です。

Heimatとは「故郷」という意味ですが、大体の場合は出身の都市名が入ります。国名を入れてもいいですが、Heimatというと基本的には出身の都市を表します。

例)Mein Heimat ist Osaka. 私の故郷は大阪です。

自分の趣味を伝える

Mein Hobby ist 〇〇. 「私の趣味は〇〇です。」

マイン ホビー イスト 〇〇.

自分の趣味を紹介する言い方です。

〇〇の中には名詞が入ります。

例)Mein Hobby ist kochen. 「私は料理が趣味です。」

Mein Hobby ist Klavier zu spielen.「私の趣味はピアノを弾くことです。」


  • ジョギングすること joggen
  • ハイキング・山登り wandern
  • 旅行 reisen
  • 読書 lesen
  • 歌うこと singen
  • 踊ること tanzen
  • 料理 kochen
  • サッカー観戦 Fußball zu schauen
  • サッカーをすること Fußball zu spielen
  • 運動 Sport zu machen
  • ピアノを弾くこと Klavier zu spielen
  • 散歩 spazierengehen

Ich mag 〇〇.「〇〇が好きです。」

イッヒ マーク 〇〇.

自分の好きなものや好きなことを表すフレーズです。

上記の“Mein Hobby ist 〜.” と同じように、〇〇には名詞が入ります。

例)

Ich mag reisen. 「私は旅行が好きです。」

Ich mag Fußball zu spielen. 「私はサッカーをするのが好きです」

Ich mag Hunde. 「私は犬が好きです。」

Ich mag Süßigkeiten. 「私はお菓子が好きです。」

まとめ

以上、ドイツ語で自己紹介するときに使えるフレーズをシェアしました。

今回は初対面の相手との会話で使えるようなかんたんな内容をとりあげました。

ビジネスの場や国際交流の場でのコミュニケーションに活用してもらえればと思います♪

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