日本では家族や恋人の名前を呼ぶ時はだいたい下の名前かニックネームで呼ぶことが多いですよね。
欧米では逆に名前やニックネームではなく独特の愛称で呼ぶことが多いです。
よく英語で「ハニー」「ダーリン」「エンジェル」と呼んだりしますよね。
そんな愛称のことをドイツ語ではder Kosename(コーゼナーメ)といいますが、ドイツ語のKonsenameはバラエティが豊富です。
これらはドイツでは恋人や夫婦だけでなく、子どもに対しても使われます。
ここではドイツで一般的によく使われている愛称を紹介していきたいと思います!
1. Schatz(宝)
宝物という意味のSchatz(シャッツ)。
これがドイツでは一般的な愛称です。
語尾を変えて少し可愛らしくSchatzi(シャッツィー)と呼んだりもします。
自分の恋人や子どもに対して「宝物」と呼びかけます。なんか素敵ですよね。
ほとんどの人が恋人や子どもに対してSchatzと呼んでいて、街中でもよく聞きますね。
2. Liebe/Liebling(ダーリン)
これも結構聞きますが、気軽に呼ぶ時というより改まって言うときに使われがちです。
Lieblingsは結構年配の方が夫婦間で使っているイメージですね。
仲の良い友達間や子どもに対しても「Meine Liebe」と呼んだりします。
3. Mause/Mausi/Mäuschen(ねずみ)
動物の名前もよく愛称として使われるのですが、その中でも一番よく聞くのがねずみです。
Mausiと語尾を変えるとちょっとかわいらしくなり、Mäuschenだと「ねずみちゃん」という感じになります。
ドイツ語は語尾に-chenをつけると日本語の「〜ちゃん」といったニュアンスになります。
子犬を呼ぶ時などもHund(犬)に−chenをつけてHundchen「子犬ちゃん」と呼んだりします。
4. Süße/Süßer(可愛い子ちゃん)
süßとはドイツ語で「甘い」という意味ですが、「かわいい」という意味でもよく使います。
英語のsweetと同じで、英語でも恋人や子どもを「スウィーティー」と呼んだりしますよね。
男性が女性を呼ぶ時はSüße、女性が男性に対して呼ぶ時はSüßerになります。
ドイツ語の「かわいい」にあたる言葉にはもう一つhübschというのがありますが、これは男性に対しても使えるので、イケメン・美人といった意味でも使われます。
イケメンはドイツ語でhübscher Mann(ヒュープッシャー マン)です。
5. Hase(うさぎ)
これまた動物の名前ですが、うさぎもとく愛称に使われています。
大体のかわいい動物は大概、愛称として使うことができるようですね。
「mein Hase」私のうさぎ、「mein Hasechen」私のうさちゃん
といった感じで呼びます。
これは一般的に女性が男性に対して使います。
6. Engel (天使)
英語でもエンジェルというようにドイツ語読みで「エンゲル」と呼びます。
これはよく子どもに対して使いますね。お父さんが小さい娘にエンゲルと言っていたり。
私の同居人も娘のことをエンゲルと呼んでいます。
最後に
いかがでしたか?
これら以外にも、Schnuckel(子羊)Schnecke(カタツムリ)など動物の名前をもじった愛称はたくさんあります。
ドイツでは親しい間柄の人を動物の名前で呼びがちという。笑
日本では不自然に聞こえるけどドイツ語では可愛らしい表現になるんですよね。
またバラエティ豊富なので自分達で呼び名を決められるのも良いですね。
もしこんな呼び方もあるよ、私はこう呼ばれています等あれば是非コメント欄で教えてくださいね!
ドイツ人の恋愛事情についてはこちらの記事で紹介していますので是非読んでみてください↓
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